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■自己分析編その1 なぜ自己分析が必要なのか?
自己分析は順調に進んでいますか?
就職本を見ると、必ず「自己分析をしよう!」と書いてありますが、
なぜ自己分析が必要なのでしょうか。
それは、面接においては、あなたは「自分」という商品を売り込むセールスマンだからです。
一般的にサラリーマンの生涯年収は、3億円。
つまり、面接という場で面接官たちは、あなたが将来3億円以上の価値を生み出せるか
どうかを計っているのです。
なんせ新卒は、“これまでの実績”という裏づけがありません。
100億に化けるかもしれないし、3億以上の損失を生むかもしれません。
採用とは、なんとも勇気のいる投資なのです。
例えば、あなたのもとに3億円のスポーツカーを売り込もうとセールスマンがやってきました。
そう簡単には買う決断は下せませんよね。
そんなとき、どんなセールスマンからだったら「買おう!」と思えるでしょうか?
ここにヒントが隠されています。
セールスマン 「わが社で、画期的なタッチパネル機能を搭載した車を発売しました」
客 「へー、どんな機能なんですか?」
セールスマン 「いや、詳しい仕組みはよく分からないんですけど、でもすごいんですよ」
客 「・・・。じゃあ、デザインはどうなんですか?」
セールスマン 「デザインもかっこいいですよー!」
客 「どういったところがかっこいいんですか?」
セールスマン 「すべてです。すべてにこだわっているんです」
客 「はあ・・・。では、スピードはどれくらい出るんですか?」
セールスマン 「時速300キロは出るように作られています。でも、まだ実験段階で
試走していないんです」
客 「・・・」
どうでしょう?
このセールスマンから3億出してこのスポーツカーを買おうと思いますか?
彼は、まったく自分の商品の知識がない。
表面上のことは説明できても、深く突っ込まれると答えられない。
面接官の気持ちも、このゲストと同じです。
「3億出しても損じゃない」という裏づけを教えてほしいんです。
だからこそ、セールスマンには商品の詳しい説明をしてほしいんです。
あなたなら彼からどんな説明が聞きたいですか?
●車の詳細な性能や特長
●すでに商品を購入し、使った人の感想
●過去の記録や受賞歴(グッドデザイン賞など)
●自分が、ほかでもないその車を買うことで得られるメリット
こういったことだと思います。
これを面接に置き換えれば、
●自分の性格や強み
●あなたと一緒に過ごしている人たちが、あなたをどう評価しているか
●今後の未来が推測できるような、過去の経験談
●あなたを雇うことで得られる、その会社のメリット(=どうその会社に貢献できるか)
です。
自分のことを説明できずに、相手を買わせる気にはさせられません。
きちんとした商品知識を、相手の納得いくまで説明できて初めて「信頼」されるのです。
さあ、あなたは面接官に3億円の投資を決意させるだけのプレゼンテーションが
できますか?
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